ブリに驚く金持ち彼女のお母さん

日常

俺が部屋で本を読んでいる時




凜々が中に入ってきて、何か言うわけでもなく俺のベッドに寝転んでスマホを触っている。


「どうしたの?」


「別に」


「かまってほしいの?」


「仕事してるから静かにして」




なんだよ


本当に何しに来たのか分からない状況で俺は再び本を読む。


数分時間が経つと凜々のスマホがけたたましく鳴る


俺はまた集中力を奪われ凜々を睨みつける。


「あ、お母さん?元気なの?」


凜々はスピーカーに切り替えてお義母さんの声が俺の耳にも響く


「元気元気!!めっちゃ元気やで!」




相変わらずテンションの高い人だと思う。


「凜々は元気してんのかいな?風邪なんかひいて仕事出来ひんようになったら大変やで」


凜々とお義母さんは元気よく会話して楽しそうだ。


なぜ俺の部屋でする?


「太郎も隣にいるよ」


「太郎元気にしとるかー?」


ついさっきまで本を読んでいたのに邪魔されてますよ


とは言えず


「元気ですよ」


とだけ伝えた。




和気あいあいと会話が弾み楽しそうにしている凜々とお義母さん


本当に仲がいいと思う。


その時、お義母さんの大きな声が響いた。


「ぎゃああああああああ!!!」


殺人事件ばりの大きな声で
俺は殺されたか心臓が止まってしまったのかと焦りパニックになった。


凜々も固まっている。



「ど、どうしたの?」


「ブリがああああああああぁぁぁ!!!ブリがああああああああぁぁぁ!!






ブリがああああああああぁぁぁ!!!」


ブリ?


魚の?


「あぁ、ブリか」


凜々は冷静さを取り戻し叫び声が止まるのを待つ。




なに?何が起こってるんだ?


「凜々、お義母さん大丈夫?、ブリってなに?」


「ゴ〇ブリ」




あぁーそのブリか!!


お義母さんは

「どこ行った?どこ行った?」


と探し回ったかと思ったらまた叫び声が響きスプレーが噴射される音も聞こえる
最終的に倒すことが出来なかったらしい。




「最悪やー、どこにおるか分からへんようになった!!

明日友達が家に来てご飯食べるのに、ご飯食べてる時にブリ出てきたら最悪やで」


魚のブリならむちゃくちゃ嬉しいけどな


「お母さん大丈夫?」


「ちょっとブリ探すから切るな」


そして、通話が切られて


深夜の2時頃に倒したと報告がLINEできた。





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