牡蠣を買う彼女と牡蠣を剥かされる彼氏

日常

マイナスドライバーで牡蠣の殻は剥けるのか


その答えは簡単。

剥ける

超激安給料のブラック工場で働いている時、凜々からLINEが来た。


「マイナスドライバー買ってきて」

首を傾げる俺

なんでそんなもん必要なんだ?

「なんで?」

「いいから、あと軍手も」

ますます分からん。

DIY始めるような子じゃないし、ていうか家にあった気がする。

とりあえず言う通りに帰りにダイソーに寄って大きいマイナスドライバーと軍手を購入した。


さようなら、俺の220円|ω・`)ノ |

必ず凜々に請求するからね

帰宅すると玄関に発泡スチロールの箱が置いてあって気にはなったが無視してリビングのソファーに寝転がっている凜々に報告


「マイナスドライバーと軍手買ってきた」

「じゃ、玄関の前にある箱取ってきて」

「その前に220円」

「いいから取ってきて!太郎もびっくりするから」

はぁ、とため息をつき玄関から箱を持って来る。

かなり大きいし重いそれにちょっと潮の香りがする。
「キッチンに置いて」

凜々はそう言いながらマイナスドライバーを梱包から取り出している

「これなに?」

牡蠣

「え?」

牡蠣10キロ 5万した

牡蠣10キロ!?それに5万!?




俺は箱を開けて青ビニールに包まれているのを取り出す。


大きく立派な牡蠣だ。殻に包まれているがこの中にあの海のミルクと言われてる美味しい身が詰まってるのか…これが5万円の牡蠣

「ええやん!!でもこれどうやって殻剥く?」

「はい、これ!」

凜々は元気よく俺に軍手とマイナスドライバーを渡す。

「太郎が剥いて。牡蠣食べてもいいから」

食べてもいいから殻を剥けだと…もともと剥く気なかっただろ、ていうか10キロの牡蠣なんか2人でも食べ切れる量じゃない。


それに、どうやって剥くんだよ!!!!


俺は軍手とマイナスドライバーを奪い取り、牡蠣の殻 剥き方 と調べた。


殻の腹の部分斜め右上の所に差し込んでぐるっと回す。


それだけで剥けると書いていたが全く剥けない。


何度も指にマイナスドライバーが刺さるし、マイナスドライバーで牡蠣を傷つけてしまってぐちゃぐちゃになったりする。


ふざけんなよー!!


と思いながらたくさん牡蠣が食べられるとワクワクしながら頑張って殻を取った。


何回かやっていくうちに慣れてきて、ある程度綺麗に剥けるようにもなった。

4分の1ほど牡蠣を剥き

生で食すことに!

ポン酢に付けて食べてみたがもう最高だった!



生牡蠣あまり美味しくないね

凜々がそう言ったが、そんな言葉全く耳に入らない。

俺はたくさんの牡蠣を堪能した。

だがまだまだ残っている牡蠣をどうやって処理するか悩んだ。

「生牡蠣ビミョーだったから、カキフライにして」

と凜々の提案に乗っかり次の日にカキフライを何十個と作り方たらふく食べた。

凜々もカキフライは美味しそうにパクパクと食べていた。

220円は戻ってこなかったけど、たらふく牡蠣食べれたから文句なし

ただ、本当に全ての牡蠣を俺が剥くことになり、マイナスドライバーで牡蠣を剥くのプロ級になったような気がする。

また生ガキとカキフライたらふく食べたいなー





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